歴史

第1回共同募金総額は、5億9000万円(当時)

労働者の平均賃金が1950円、郵便はがきが50銭、お豆腐が1丁1円、理髪料は10円の時代で、一人あたりの平均寄付額は8円でした。募金総額は、現在の貨幣価値に換算すると、約1200億円~1500億円といわれています。

 第1回共同募金運動

第1回の共同募金の配分は、住まいを焼かれたり、親をなくした孤児たちのためのさまざまな活動の支援に力点がおかれました。

 孤児たちのための活動

共同募金の歴史赤い羽根の歴史日本で共同募金運動が始まってから、半世紀が過ぎました。この半世紀の間には、社会経済状況も急激な変化をみせ、人々の生活も意識も変わってきました。共同募金は、人々が共に生きていこうという「たすけあい」の心に支えられ、人々の幸せを願って共に歩んできました。

 

共同募金のはじまり
1947(昭和22)年、第1回の共同募金運動が全国的に展開されました。第1回の配分は、児童保護や育児事業などに重点がおかれ、民間の社会福祉施設や同胞援護会などの福祉団体や、生活に困っている人たちの支援に生かされました。

その背景には、戦禍による打撃がありました。戦前6700余あった民間の社会福祉施設は、戦災などで3000余に減少し、施設の運営は、物価の高騰などで苦しんでいたのです。このため、戦前の建物や旧兵舎のバラックなどで間に合わせた施設は、その後どうしても修理や改築が必要になり、共同募金は、これらの施設の整備などの復旧に大きな役割を果たしました。

 

  昭和22年のポスター  昭和63年のポスター